すぐに「わからない」 考えもせず「習ってない!」、よくある一言が出る原因
教室は、かなり合格率は高いのですが、
大学一般受験だけは「からくり」も多く、なかなか難しいです。
同じ生徒が合格をもっていくパターンになりがち。
東京23区の大規模私大は、昨年から「かなりの難関」になったとみて良いと思います。
地元の国立の方が楽かもしれませんよ。
地元の国立だと、地元の公立TOP校が有利なのは否定できませんが。
塾をやっている以上、そんないい話ばかりでもない。
受験に失敗して、1晩中泣かれた経験もあります。
宿題が多いと感じたらしく、授業中に怒鳴り込まれたこともあります。このときは論破しましたが。
こうした経験があるから、「この子のBESTとは?」を常に考え、今にいたる。
昨今の入試問題は、自立させる指導はかなり有効である。
3年前までは、大手の集団授業で暗記作戦でも通用したが、最近はそれでは中堅校がやっとではないだろうか?
はじめからセンスのある生徒以外は、結果は出ないと思う。
自立させる指導は、はっきりいってしまえば「手出しはしない指導」
見た目に何もしないのですが、その子の気持ちになり「次の一策をどうするか」をじっと考える。
自分で階段を駆け上がっていけるようにするのです。
自立指導は、はっきりいて「教えない」
教えたがりの指導はダメなんです。
教室で結果が出ない場合は、失礼ながら保護者が足を引っ張っていることが多い。
たぶん自宅でも教えすぎで、まあ学校も教えすぎな環境なので、
なかなか自分で考えるような時間を持たせてくれないうちに、教えられる習慣が身に付き
すぐに「わからない」
考えもせず「習ってない!」
の一言が、
日本の公教育を受けた子供からは出やすくなるのだと思います。
「わかりやすい」って、生徒によっては毒薬なんですよ。
「自分で出来るようにしてあげる指導」はわかりやすいのでなく、自分で乗り越えられるようにしてあげるのです。
これが誰でも出来そうですが、中学受験や大学受験レベルになると、明確な答えがなく、けっこう難しいのです。
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