ホーム>塾長日記>大学受験と高校受験は相容れないものなのか。
塾長日記

大学受験と高校受験は相容れないものなのか。

公立中学校へ進学していく生徒。
 
これから高校受験をする生徒に教えていると、これを考えさせられる。
 
 
 
公立中学校の場合、「教科書通りにやりなさい!」という圧力が強いのだ。
 
事実、その通りにしないと得点にならない。
 
比例だと、x=2、y=5 を通る比例の式を求めなさいで
 
いきなり「y=5/2x」とやると×である。
 
教科書に書いてある「y=ax」に代入していないから×になる。
 
 
 
この生徒は意味がわかってやっているのだが、公立中学校では×なのである。
 
このテストの得点で成績が決まってゆく。

 

 

 

 

中高一貫の中学校は、学校にもよるが、進学校はかなり自由だ。
 
桜蔭や開成、浅野あたりだと、はじめから「答えだけでよい」となっている。後ろに説明を必要とする記述問題が控えている感じだ。
 
さすがに、「y=ax」に代入していないから×、は見たことがない。

 

 

 

 

高校受験の数学は、正確な作業が高得点を残すために絶対に必要。
 
大学受験の場合、国立大学だと正確な作業は合否の決定因子ではない。
 
 
 
今年は、公立中学校へいく1年生がいるのですが、ミスが多く
 
大学受験は成功出来るけど高校受験や中学校の成績はイマイチだろうなあ
 
というタイプなので悩み中。

 

 

 

 

国立大を狙うなら、地元のTOP校が有利なのだが、成績はとりにくくなるので推薦の道が断たれる危険がある。
 
断たれないようにがんばればいいじゃないか!といっても、勉強量が相当になるので、その一言で片づけられないのです。
 
 
 
例えば英語。
 
高校受験は単語数1200語でOKですが、大学受験は5000語はいる。
 
これが意味するところは、高校の1年間で中学3年分の単語数を覚えていかないと苦戦するということです。

 

 

 

 

数学、物理、化学はいわずもがな。
 
壁が高いので苦戦必至。
 
高校受験を経た生徒は、大抵、数学が難しく感じるようで、
 
大学受験で使えるようにするには「自分で出来るような訓練」を積ませなければならないからです。
 
 
たとえTOP校の生徒であっても、わかって終わりの生徒って、けっこう多いですから。
 
いざやらせてみると、何も書けない・・・。

 

 

 

大学受験と高校受験は、求められているものがちがいます。
 
大学受験と高校受験は相容れないものなのか?
 
と考えさせられるのです。
 
 
 

 

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.nakagawanps.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/229

平日 14:30~16:00 / 土曜 13:30~15:30045-914-5413
お問い合わせ
無料体験・資料請求
閉じる