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塾長日記

神奈川県公立高校生の歩む道は、楽しいものかもしれないですけど。

この仕事を約20年。 神奈川だと15年以上塾講師をやっていますが

かなり多くの公立高校生が 現実に向き合わないまま、大人になっていきます。 

 

 

本人が納得しているならば別にかまわないのですが、せっかくのセンスを無駄にしてしまうケースも多いように思えます。

今年も1人、中堅公立高校から理系の四大へいきました。現役だと学年に数人いるかいないかです。

一般入試だと、今年もかなりの難易度のレベル。

数学Ⅲを全くやらずに推薦で合格出来てしまったため、私に数学Ⅲをやってほしい!とのことでした。

 

この子は、上の兄弟がトップ校から大学受験で・・・したのを見ているので、それこそ必死でした。

評定も4.6か4.7だったと思います。

 

 

 

 これだけの成績がとれる生徒でも、数学Ⅲは大変だったようで、置換積分の計算中に「高校受験の数学って楽じゃない?」と言っておりました。

まあこの頑張りを高校受験で見せれば、トップ校には合格できたでしょうが「トップ校から理系進学は無理だ、無駄な勉強が多くなるし」と私は思いましたので、あえて推薦をもっている中堅公立コースで良いと考えました。

情報系の四大に進学したいと、中学生の頃から言っていましたから、私としてはその進路をかなえてあげたいと思い、志望校に推薦があるかを確認しました。

そもそも理系の推薦をとる生徒が少ない(いない)ので、推薦消滅の可能性もないということでGOです。

作戦成功。3年越しです。

 

 

 

こう上手くいけばいいですが、公立高校は勉強そっちのけの生徒が多いですから、やはりそちらに流れます。

 大学受験のように普通に落ちる試験を経験していませんから、高校受験と同じように「短期間でなんとかなる」と思っている生徒のなんと多いことか・・・。

 

結果、神奈川公立高校御用達の大学(アルバイトを断られることもあるようで)か専門学校になりますから、

特殊技能や資格がとれれば、なんとか地場産業社員か非正規といったところに落ち着く可能性が高くなる。

そうするとフリーのリスクが高い。普通科だと武器のないままフリー。

集団迎合のような「誰かいるでしょ」のような環境にずっといてフリーでは、あまりにつらい・・・。

 

 

 

公立高校へいくと、大抵、公教育を12年間受けることになります。

この間に、集団迎合しやすいパーソナリティが出来上がります。

はみ出し者にならず、みんなと同じことをやるのが好き 静かに人の話を聞くようになる。

一言で言うと「いい人」

戦後のバブル崩壊までは、従順で正確な作業が出来ればよかったのですが

これからは、それでよいのか?

正確な作業を追い求めるがゆえ、ミスをこわがる生徒も多くなっています。

そしてチャレンジしない、集団迎合型のパーソナリティが出来上がります。

 

 

 

多感な時期の12年間、言われ続ければ、人は変わりますよね。

わたしも若いうちは、「日本は平和だし、これでいいんだろうな」と思っていましたが

世界の教育(ドイツは実際に小学校へいきました)をみているうちに、これが続くと「日本は危ないのではなかろうか?」と思うようになりました。

これは、けっこう由々しき問題ですよ。

 

解決策は

インターナショナルスクールにいく

海外の学校へいく

くらいしか解決策がない。

 

 

大学受験が変化してゆくので、ゆっくり変わっていくでしょうけど

教育委員会管轄の高校受験は、後追い確実なので、

大学が、今にも出題したいと考えている「答えが1つでない問題」に対応するのは、いつになることやら・・・。

 

 

 

楽しいのはいいのですけど、自然な流れにまかせると

人の脳はさぼりたがりですから、何もしない方向に進みますよ。

自宅という「飯が食えて、スマホ出来て、寝っ転がれる安定な環境」があるのなら、無理して勉強なんてしなくてもいいからです。

きたる未来を伝え、変えてあげる人がいないといけないのです。

 

 

でも県の教育委員会からすると

「県内の中小企業などに人材を送り込めている」という点では成功なのかもしれませんけど。

 

 

 

このことは、みなさま終わった後に気がつくことが多く

子供は、高校在学中、楽しそうに過ごすことが多いため

情報として、なかなか出てこないというわけです。

 

 

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