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2021年6月

大学附属高校

神奈川県の高校受験生の中には、県内の大学附属高校は選択肢として考えている方も多いかと思います。

 

神奈川県の私立高校には「高等学校等就学支援金制度」があり、年収によっては実質無償化のような制度もあり、きびしい大学受験を回避できるならば、「大学附属高校」を選択する生徒が増えるのも自然な流れです。

 

 

「大学附属高校」は内部推薦がありますから、大学入試問題をまともに解くよりは楽でメリットが大きいですが、

成績評定が「3.5」以上のような推薦基準を課している高校がほとんどですから、学校内で好成績をとり続ける必要があります。

 

塾の近隣では「中央大学横浜」「法政二高」「法政国際」「日本大学高校(日吉)」「日本女子大附属」などがあります。

どこも高校合格のために成績評定がオール5近く必要です。

 

いまあげた5校のうち4校は、中学校も併設されていますので、中学受験をした生徒もいることになります。「法政国際」のみ高校受験生のみの生徒構成となっています。

 

 

 

全ての学校とはいいませんが

中学受験をした生徒と高校受験をした生徒が両方とも在籍している高校には、ある特徴的なことが成績分布で起きるようです。

 

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中学受験をした生徒は高得点と低得点のところに大きい山が出来ます。高校受験をした生徒は真ん中のあたりに大きい山が出来ます。

 

説明会や在籍している保護者にお聞きした話ですが、ほとんどの方が同じ事を言っておりました。

 

 

「法政国際」は、高校受験の生徒のみという生徒構成ですから、普通の正規分布の山になりますが、女子が圧倒的に多いので、成績確保は決して楽とは言い切れません。

一般的に女子の方が成績は良い傾向にあります。

 

例えば

法政附属からですと、法政大学で人気のある「キャリアデザイン学部」のようなところを推薦で狙うとなると、評定4.0以上あってもきびしくなります。

 

そうすると本当に「成績上位の生徒しか基準を満たさない」ことになるので、高校受験生が集まる中央の山では第一希望が通らず「抽選の運頼み」ということもしばしばあります。

 

 

高校の成績は「ほぼテストの結果で決まり」ますから、苦手があると大変なことになります。

成績3をとってしまうと、どこかで成績5をとる必要がありますから。

周囲の生徒も、みな同じくらい出来るので、相応の努力をしないとテスト結果は出ません。

 

 

こうした高校では、英語に関しては出来る生徒が多いので、授業レベルが高いです。

女子が多い場合、このレベルがさらに高くなる傾向があります。

高校英語は必要単語数が大幅に増えますから、危ないと思ったらすぐにでも準備を始めたほうが良いです。1人での勉強では効率が悪くなるので、進度に追いつけないことがよく起こります。

 

女子は「数学」「物理基礎」「化学基礎」で、成績がとれず推薦をあきらめるケースが多くなります。こちらは高1から練習を始めた方がよいでしょう。

 

 

成績評定が低いと、最悪、附属(付属)なのに系列大学へ進学できないということになります。

行きたい学部を選びたいとなれば、好成績を出し続ける必要がある。

 

何となくで進学してしまうと、「英語」「数学」「理系科目」「古文」あたりが赤点の温床になりやすいので。

 

 

 

次回は「公立高校からの大学受験」についてです。

 

 

「初見の問題」が出題される

中学受験や大学受験では、塾や予備校では対策していないような問題を出題する傾向が多くなっています。

 

 

例えば中学受験の「社会」ですが

「『シンギュラリティ』という言葉があります。AIが人間の知能を超えるとされる転換点のことです。2045年ころにそれがやってくると予想する人がいる一方で、『シンギュラリティ』は起こらないという人もいます。

『シンギュラリティ』は起こらないと考える人は、なぜ、そのように考えるのでしょうか。AIにとって不得意であり、人間にとって得意だと思われることに触れながら答えなさい。」

(字数指定はないですが、解答欄を見ると120字程度)

 

のような問題が出題されます。

 

こちらは型通りの解答は用意されていません。

採点の手間は大変だと思いますが、説明会でお話を聞かせていただいた限りでは、中学受験の採点担当の方は、採点の手間をかけてやっていらっしゃると思います。

 

 

 

公立中学校、定期試験の場合は

「EU域内での移動が自由になった結果、東ヨーロッパと西ヨーロッパの人の移動にどのようなことが起こっているか、簡単に書きなさい。」

(50字程度)

 

こちらは採点基準があり「工業化が遅れ所得が低い東ヨーロッパから、多くの収入が得られる西ヨーロッパに働きに行く労働者が増えている」が模範解答でして

教科書通りのキーワードがないとOUT。

キーワードは「所得が低い東ヨーロッパ」「多くの収入が得られる西ヨーロッパ」で、教科書通りに記述しなさいということなのですが、単に「東ヨーロッパ」「西ヨーロッパ」だと減点されます。-2点くらいになりますので、成績5を狙う生徒にとっては痛手になります。

 

 

 

この違いは何かといえば、「自分で考えられるか、そしてそれを書けるか書けないか」ということです。

公立中学校のテストは高校受験につながっていくのですが、用意された解答通りにしないとOUTということが言えます。

 

 

用意された解答通りにしないといけないテストに慣れた生徒が、18歳になって急に思ったことを書かないとダメだよと言われても、違和感ありありで、赤本の解答をそのまま覚えるような勉強をしてしまい、国立大学や難関私大では評価点をもらえないということになってしまいます。

 

「型通りの解答」を求められているならば、集団指導でも良いですが

「自由に書いていいよ」という場合、集団指導ではすべての生徒に目が届かず、現実的には難しいです。

 

 

私が担当する数学も

国立大学の2次試験は「型通りでなく自由に答えてOK」です。

共通テストは「正確な1つの解答が用意されている試験」です。

 

個別指導にも長所があり短所があります。

集団指導にも長所があり短所があります。

 

 

 

国立大学や難関私立大を狙うのであれば個別指導がBETTERと考えています。

現実に、教室のように小さな塾から国立大学(理系)への合格者を毎年出せていますので、

国立大学や難関私大を目指すのであれば、早いうちから「個別指導」に来ていただくのが正解ではないかと、個人的には思っております。

 

 

 

神奈川の私立高校は「ほぼ成績内申点で決まります」

法政国際、法政二高のような大学附属高校への進学も、オール5近くの成績があれば可能です。

附属高校は、負担の大きい大学入試が回避出来ますから、メリットもたしかにあります。

 

教室にはこうした高校の生徒もおります。

では入学した高校で、どのようなことが起こるのか?
 

 

 

続きは次回のブログで

 

 

 

 

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